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福利厚生アウトソーシングとは

福利厚生のわずらわしい作業を、すべてアウトソーサーが代行

イメージ福利厚生でのアウトソーシングサービスとは、これまで社内で行っていた福利厚生に関わる作業を、アウトソーサーが一手に引き受けるというものだ。

これまでは、自社で外部のサプライヤーとサービスについて提携したり、福利厚生施設を抱えたりとメニューをそろえるだけでも一苦労だった。また利用については、社内で申請書を書き、それを担当部署が承認するといった事務作業も必要だった。しかし、アウトソーシング会社を利用すれば、これらのわずらわしい作業をすべて外注化することができる。

どのアウトソーシング会社も利用受付には、これまでの電話に加え、インターネットで申し込める体制を整えており、新たに導入しても従業員への負担は少ない。最近では、各種モバイル端末からも申込を受け付けるサービスがある。

パイが大きくなることで、相互扶助的な役割も期待できる

福利厚生のアウトソーシングサービスでは、アウトソーシング会社が多くの会員企業を一つにまとめることによって、スケールメリットが生まれ、豊富なメニューと低価格なサービスを提供している。各社のサービスメニューをまとめたカタログを見ると、どれも電話帖と見間違えるほどの分厚さだ。

低コストの理由のひとつには、各種サービスの専門サプライヤーから仕入れる際に大幅に割引されること。また、各種事務作業を共通のシステムで処理することで、月々1人数百円程度の安価な利用料金で提供することが可能になっている。

また、利用者のパイが大きくなることで、困っている人を手厚く支援する相互扶助的な役割も期待できる。会社の枠を超えた互助会のような機能であり、このような支援は単独企業ではなかなか実現が難しい。

企業がアウトソーシングを導入する5つのメリット

  1. (1) 福利厚生で社内の手間がかからなくなる(人事・総務部門の業務効率化)
  2. (2) さまざまなカテゴリーで、地域間格差の少ない豊富な福利厚生メニューが容易に手に入る
  3. (3) 従業員1名あたりの月会費が数百円程度でローコスト
  4. (4) 企業が資産を持つことなく、従業員への福利厚生の提供や廃止ができる
  5. (5) 社外の第3者が福利厚生の窓口になることにより、従業員が気楽にサービスを利用できる

アウトソーシングの導入には上記のように、企業側に多くのメリットがある。特に中小企業の場合は、サービス提供会社と単独で提携することは難しいだけに、アウトソーシング会社を利用する意味がある。

現在、多くの企業がアウトソーシングを利用しているが、ここまで導入が広がった理由は、企業が予算や人材を含めてコア部分の業務に集中することを目指したため。さらに、外注化しても問題ないと思えるほど、アウトソーシング会社の提供サービスや体制が充実してきている点も、導入を後押ししているといえるだろう。

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企画・編集:『日本の人事部』編集部

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