福利厚生.jpトップ > 専門家コラム > 英語力の低い社員に海外赴任の内示が出た!
このエントリーをはてなブックマークに追加
専門家コラム

英語力の低い社員に海外赴任の内示が出た!

2023-10-04 テーマ: 海外赴任者へ人事総務ができること

2023年度は海外往来がほぼ以前のような状態に戻り、海外赴任者の帰任とご出発が非常に活発になっております。人材不足の中から例年よりも多くの海外赴任者を選任しなければならず、英語も現地語もままならないまま、海外赴任の内示を出さなければならない、というお悩みを抱えた企業様が多いように思います。十分な海外赴任前教育を実施せずに送り出しては、現地で本人も安心して仕事に取り組むことは出来ませんし、メンタル不調も招きかねません。人事担当者として、しっかりと事前教育を提供しましょう。語学力の低い社員に対して、必ず提供すべき教育をまとめてみました。

1.語学トレーニング

現地で必要な言語の種類を確認し、語学トレーニングを早急に開始します。通常は生活のためには現地語を、ビジネスでは英語を使用することが多いでしょう。現地での様々な場面でのリスク管理のためには語学力は必須です。また現地でメンタル不調を招かないためにもある程度の語学力を獲得することは重要です。アプリやなどの語学学習もポピュラーになりましたが、あくまでもインプット型の学習です。コミュニケーションのための語学力獲得のためには、スピーキング中心としたアウトプット型の学習が必要です。短期間でのスキルアップのために、プロの外国語講師から短期集中型の教育を提供してもらいましょう。

2.異文化理解トレーニング

赴任先の文化、習慣、宗教など、現地の文化についての理解を深めておくことも必要です。現地でビジネスパーソンとして活動するために、適切なマナーやビジネス慣習を事前に学んでもらえば安心です。現地で必要となるやキャッシュレス決済の使い方なども事前に確認と準備ができれば、到着後からの生活がスムーズです。

 

3.帯同家族への語学トレーニング

見逃されがちですが、家族が帯同する場合には、家族への語学トレーニングの提供も重要です。現地での生活面、お子さんの学校に関することは奥様が担当され、お子さんも現地校に通学するケースも多いようです。奥様やお子さんが現地語や英語に慣れておくことは家族全員のスムーズな現地への適応に直結します。家族が現地に適応できない場合には、赴任者の生活や仕事にも影響を及ぼしますので、帯同家族への語学トレーニングを手厚く整える企業様も年々増えているようです。

さて、御社の教育は十分でしょうか?語学力の獲得はグローバルビジネスにおいて、生産性を劇的に向上させるスキルです。語学トレーニングはリターンの多い教育と言えるでしょう。海外赴任者がどのようなサポートを受けて出発しているのか、来年以降の海外赴任候補者も注視しています。今後のスムーズな異動のためにも、今すぐに海外赴任前教育の質と量の見直しをお勧めいたします。

ジェイムズ英会話(株式会社エデュコ)  株式会社エデュコ代表取締役社長
語学・国際化ならお任せ下さい。
1975年創業の老舗英会話スクール。コストパフォーマンスに自信があります。

専門家コラムナンバー

 専門家コラムバックナンバー一覧へ

福利厚生のアウトソーシング先をお探しの企業様へ

『福利厚生.jp』の掲載企業・サービスについて事務局のスタッフが、ご紹介・ご案内いたします。

  • 掲載企業に一括お問合せが可能です
  • 特定の企業に絞ってのお問合せもできます
  • 企業選定のご相談も承ります

まずは下記「お問合せ」ボタンをクリックし、ご連絡先、ご要望等を入力の上、事務局までお気軽にお問合せください。

お問合せ
上記企業以外でお探しの場合 『日本の人事部』で「福利厚生」の企業を検索できます。
プライバシーマーク