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「福利厚生」の注目ニュース

アイリックコーポレーション、「ワーキングマザーへのアンケート」
~16%は職場でマタハラを経験、40歳以下の半数以上は妊娠により退職~

[2015.07.01]

政府の成長戦略の中にあげられている、「女性が輝く日本」。しかし、世界経済フォーラムが毎年発表している「グローバル・ジェンダー・レポート」(2014年度)によると、女性の社会進出度の日本の総合ランキングは142カ国中104位と、先進国の中で非常に低い水準です。そんな中、最近では「マタハラ」という言葉とともに、妊娠・出産における女性の働き方が取りざたされ、政府はそれらを防止するための関連法案も国会へ提出の予定です。保険ショップ『保険クリニック』では、妊娠・出産経験のある20~40歳の女性500名を対象に、妊娠・出産と仕事についてアンケートを実施しました。

 

■一般女性への調査結果概要
・妊娠中、言われたりされて嬉しかったことがある人の方が多い一方、10%以上の人は、嫌な事を言われたりされたりした経験がありました。

・全体の16%にあたる80人が職場でマタハラを受けており、最も多かったのは「解雇や契約打ち切りの話をされた」で、契約社員や派遣社員に比較的多い回答でした。

・妊娠後も、半数以上が8時間以上の勤務を続けており、産休までや妊娠8ヶ月以降も働いていた人が、約62%(313人)を占めました。

妊娠後、退職したという人は52%で、産休・育休を利用した人は40%未満でした。

・一度退職した後に仕事に復帰した人は79人で、子どもが2歳7ヶ月~3歳の頃という回答が最多でした。

 

■女性社員座談会概要
・勤務先や市町村の制度などの情報は、教えてもらえるものではないので自分で勉強する必要があるとアドバイスがありました。
・働く妊婦に対する配慮は、男女差よりも、その個人による気づき等が大きいとの意見がありました。
・40歳以下でも共働き世帯は半数以上と言われているにも関わらず、妊娠による退職者が多いのは、男性の長時間労働等により女性に負担がかかっている事も懸念されるという意見がありました。
・働くママは、保育園の親同士の他にも市町村の子ども向けイベントなどを、交流や情報収集の場として活用していました。

 

※一般女性へのアンケート調査方法
サンプル数 : 女性500名
  (妊娠が分かった時の勤務形態)
   正社員       52.0%
   契約社員      6.8%
   派遣社員      8.0%
   パート・アルバイト 33.2%
年   齢 : 20歳~40歳
調査方法  : Webアンケート
調査期間  : 2015年6月1日~6月2日
参考URL  : 女子のホンネ会議室

 

◆本リリースの詳細については、こちら(PDF)をご覧ください。

(株式会社アイリックコーポレーション http://www.irrc.co.jp/ /6月26日発表・同社プレスリリースより転載)

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