サイボウズ、日本テレワーク協会主催「日本テレワーク推進賞」を受賞~雇用継続ならびに創出を目的とした在宅勤務支援制度の試験導入
サイボウズ株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役社長:青野 慶久(戸籍名: 西端 慶久) 以下サイボウズ) は2011年1月21日 (金)に、財団法人日本テレワーク協会主催の「テレワーク推進賞」において、奨励賞を受賞した事を発表いたします。
テレワーク推進賞表彰事業は、総務省・厚生労働省・経済産業省・国土交通省を主務官庁とする社団法人日本テレワーク協会が実施しております。第11回目に当たる今回は” 新たな成長による豊かな環境社会を目指して” をテーマに公募されておりました。
今回、以下に記載する3つのポイントを目的としたことをはじめ、全社員を対象としていることや、経営トップ自らも積極的に推進している点を評価いただきました。また、現在は導入間もないですが、今後の拡充にも期待いただいています。
【 サイボウズの在宅勤務支援制度 】
サイボウズでは、社員がいきいきと長期にわたって活躍できる会社を目指すため、ワーク・ライフ・バランス支援を積極的に進めてまいりました。昨年は、育児休業から復職した社員の増加に伴い在宅勤務を求める声が大きくなってきたことと、障害者雇用促進法の改正があったことなどから、2010年8月より以下の3つのポイントを目的として在宅勤務制度を試験的に導入いたしました。
■ 雇用機会の創出
個別の事情により、オフィスで勤務できない人に就業機会を提供することを目的としています。特に、持っている能力を充分に発揮するために自宅での勤務を望まれる障がい者の方などを想定しております。
■ 業務効率の向上
オフィス以外の就業場所を提供することにより、個人の業務効率を向上させることを目的としています。今回の試験導入は全従業員を対象としています。自律的に仕事ができ、かつ業務上に支障が無ければ誰でも利用できます。通勤時間の削減や働く場所の選択肢が増えることが、生産性や業務効率の向上とつながる可能性を考えています。
■ ライフ重視の支援
出社はできるけれども自宅で働きたい人の支援をします。おもに仕事と育児・介護を両立させようと考えている社員や出産を控えた社員など、家庭やライフイベント、その他の理由でライフ重視の働き方を選択している社員の利用を想定しています。
実施概要は以下の通りです。
・試験運用期間
平成22年8月1日~平成23年1月31日(試験運用3カ月延長中)
・対象者
全社員※1ただし、リモートサービス※2による接続の承認を受けている人に限る。
・利用方法
Webデータベース(デヂエ※3)にて上長の承認を受ける。
・利用単位
PS(ワーク重視)※4/半日または終日単位
DS(ライフ重視)※4/1時間単位
・回数制限
原則1ヶ月に4日分まで
※ 1 在宅勤務を行う際には、自社サービスである「サイボウズ リモートサービス」を活用します。「サイボウズ リモートサービス」は社内LANを守るセキュリティ環境を変えずに、外出先や自宅、携帯電話やスマートフォンから社内のサイボウズ製品へ安全にアクセスできるネットワーク環境を提供するサービスです。
※ 2 サイボウズリモートサービス http://products.cybozu.co.jp/remote/
※ 3 サイボウズデヂエ http://products.cybozu.co.jp/dezie/
※ 4 ワーク重視かライフ重視を選べる、サイボウズの選択型人事制度
http://cybozu.co.jp/company/job/recruitment/env/system.html
試験運用の3カ月間の実績は以下の通りです。
取得者 :27名(内男性9名 女性18名) のべ42回取得
取得理由:育児16回、業務効率向上7回、家事3回、体力回復4回、帰省1回、試験11回
なお、現在はまだ試験導入中ではございますが、2011年2月からの本格導入を目指し、制度を確立させるためヒアリングなどを実施しております。今後とも、サイボウズでは社員がいきいきと長期にわたって活躍できる職場を創造することでノウハウを蓄積し、より充実したサービスや製品の提供を目指し、様々な制度を検討してまいります。
■ 過去の参考プレスリリースURL
サイボウズ、全社員を対象に、在宅勤務制度の試験導入を開始
http://group.cybozu.jp/news/10080201.html
「にっけい子育て支援大賞」を受賞しました。
http://group.cybozu.jp/news/08120101.html
サイボウズ株式会社 http://cybozu.co.jp//同社プレスリリースより転載