ハロー・トーキョー、「花粉症通院休暇」を昨年に続き実施。花粉大量飛散が予測される今春に万全の構え。眠気やインペアード・パフォーマンスを防ぎ、安全運転を徹底
インペアード・パフォーマンス ゼロプロジェクト( http://www.allergy-i.jp/ipzero/ )の賛同企業であるタクシー会社 株式会社ハロー・トーキョーは、昨年に引き続き、「花粉症通院休暇」制度を2月1日より実施いたします。
■ 「花粉症通院休暇」について
「花粉症通院休暇」は、自社ドライバーの花粉症治療における初回通院を有給休暇とする制度。花粉症の自社ドライバーが医療機関を受診し、適切な治療を受けることによって、症状の改善と薬の服用による眠気や「インペアード・パフォーマンス(=気付きにくい能力ダウン)」などを最小限に抑え、安全運転の徹底を目指すものです。「花粉症通院休暇」の適用期間は、花粉飛散が予想される時期の本年2月1日から4月30日までとなります。
2011年1月現在、ハロー・トーキョー在籍ドライバーは251人で、86人が花粉症の自覚症状があると申告しています。昨年夏の猛暑の影響から、今年は全国的に花粉量が多くなり、今年から花粉症になる人も増えると懸念されています。
ハロー・トーキョーでは、まず1月31日より全ドライバーに「花粉症通院休暇」制度に関する説明を順次行い、医療機関受診時に持参できるインペアード・パフォーマンス啓発カードを配布いたしました。そしてこの「花粉症通院休暇」制度を、自身が花粉症であると認識しているドライバーに加え、花粉症になるかもしれないと思うドライバーにも認めることとしました。さらには、1月から4月末までの間に入社する新入社員にも入社時健康診断に花粉アレルギー検査を義務付けています。
ハロー・トーキョーは、お客様の命を預かるタクシー会社として予測可能なリスクをできる限り排除し、安全運転に万全を期したサービスを提供するために、2009年1月より「インペアード・パフォーマンスゼロプロジェクト」の賛同企業として活動を続けてきました。今後も、無自覚なままに集中力や判断力を低下させてしまう「インペアード・パフォーマンス」を最小限に抑える適切な花粉症治療のために医療機関で受診することを推進し、花粉症時期のドライバーの健康管理と安全運転を徹底してまいります。
■ 「花粉症通院休暇」の仕組み
ハロー・トーキョーのドライバーには、月12回、1回あたり20時間の勤務時間のうち16時間の運転業務が定められている。「花粉症通院休暇」を取得したドライバーは、0.25回(5時間)の勤務時間が有給休暇と同様の扱いとして認められます。
本人が花粉症であると認識している、花粉症の疑いがある、または自分で花粉症ではないかと思うドライバーは、0.25回の休暇を申請し、配布されたインペアード・パフォーマンス啓発カードを持参して、花粉症治療のために医療機関を受診した後、会社に申請を行うことで、通院のために勤務できなかった0.25回分の勤務時間を有給休暇と同様の扱いの「花粉症通院休暇」として取得できる。
「花粉症通院休暇」適用期間は、2月1日から4月30日までで、期間中に1回の取得が可能です。
インペアード・パフォーマンスゼロプロジェクト http://www.allergy-i.jp/ipzero/、株式会社ハロー・トーキョー http://www.hello-tokyo.co.jp//同社プレスリリースより転載