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「福利厚生」の注目ニュース

正職員のままで医師のキャリアを継続できる 「短時間正職員制度」を開始~理由不問で男女いずれも利用可能:三井記念病院

[2016.11.24]

社会福祉法人 三井記念病院(所在地:東京都千代田区、院長:高本 眞一)はこのたび、短時間勤務を希望するすべての医師正職員を対象に「短時間正職員制度」を開始しました。少子高齢化社会が進むなか、当院では本制度導入によって、正職員=フルタイムという従来の雇用システムからの脱却を目指し、出産、育児、介護など様々なライフイベントに直面した際も、医師がキャリアを中断することなく働き続けられる環境づくりを行ってまいります。

 

■「短時間正職員制度」導入の背景
本制度導入のきっかけは、当院職員の声でした。当院でも、他の世代に比べて30代の離職率が高く、その理由を調査してみたところ、出産や育児をきっかけに退職を選択していることが明らかになりました。また、少子高齢化社会を迎えた昨今では、家族の介護が必要になる職員が今後増えることも予想できることから、当院で働く医師にも、短時間でも正職員として働くことができるフレキシブルな制度が必要であると判断しました。

 

■「短時間正職員制度」の特長
当院の「短時間正職員制度」では、個々の事情に合わせてフレキシブルに設定することができます。当院で働くフルタイム正職員の医師の標準勤務時間は、午前8時30分から午後5時(休憩1時間を除く)までの7時間30分と土曜日月1回程度(午前8時30分から午後12時30分の4時間)および祝日数日の勤務ですが、短時間正職員の場合、例えば、7時間30分勤務を6時間勤務にして1日当たりの勤務時間を短縮する、週5日勤務を週4日勤務にして休日を増やすなど、時間や日数を調整することが可能です。

本制度は、当院のすべての医師正職員を対象としており、男女どちらでも利用することができるようになっています。育児や介護に限らず、どのような理由であっても本制度を利用することができます。また、短時間正職員のまま働き続けることも、制度が不要になった場合はフルタイムの正職員に戻ることも、個人の状況に合わせて適宜選択することが可能です。

 

■今後の展望
看護師職員に対する短時間正職員制度は全国で2割程度といわれており、医師を対象にした短時間勤務制度はほとんどなく、都市部の市中病院である当院が採用することで、同様の制度が国内の病院にも広く浸透していく一端を担えれば幸いです。本制度の導入で、短い時間でも当院をメインに懸命に働きたいという医師を、病院全体でサポートし、様々なライフイベントに直面しても医師がしっかりしたキャリアを継続できる環境を整備してまいります。

 

本件に関する一般の方からのお問い合わせ先
 

◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(社会福祉法人 三井記念病院 https://www.mitsuihosp.or.jp/ /11月22日発表・同法人プレスリリースより転載)

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