プライベート優先の新入社員 社員同士の交流に「参加したい」と思わせるには?
[2017.06.07]
若手社員を中心に、仕事よりもプライベートを優先したい社員が増えている。マイナビが2017 年4 月入社の新入社員を対象に行った調査によると、「プライベート優先の生活を送りたい」「どちらかというとプライベート優先の生活を送りたい」を合わせた割合は62.4%となり、調査開始以来過去最高となった。
こうした中、ランチや飲み会代を補助することで、社員同士の交流を促す企業もある。ギークス株式会社では、経費を会社が負担し、社員交流を目的としたランチ会「MBP(Maitsuki Bento Party)」を実施している。また、Sansan株式会社が導入する社内制度「Know me!」では、社員は違う部署の人と3人以内で飲みに行くと1人あたり3000円の補助を受けられる。
普段は会話をしない社員同士がランチや飲み会を通じて交流することは、組織の活性化につながるほか、部門間を超えた取り組みの促進、ノウハウの共有なども期待できる。業務時間外の交流に消極的な若手社員にも、「積極的に利用したい」と思わせるような制度作りが、今後は求められそうだ。
(『日本の人事部』編集部)
福利厚生のアウトソーシング先をお探しの企業様へ