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「福利厚生」の注目ニュース

「男性育休」実態調査

[2023.06.08]

9割の男性が「育休を取得したい」と回答する一方、取得経験者は1割未満。
取得率が低い理由トップは「育休を取得しづらい雰囲気がある」。


エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している35歳以上のユーザーを対象に「男性育休」についてアンケートを行ない、2,066名から回答を得ました。

<調査結果 概要>
★ 約8割が男性の育休取得に「賛成」と回答。妥当だと思う期間は「1ヵ月~3ヵ月未満」が最多で男女差あり。
★ 9割の男性が「育休を取得したい」と回答。
★ 育休取得経験がある男性は1割未満。期間は「1日~5日未満」が最多。
★ 男性の育休取得率が低い理由、トップは「育休を取得しづらい雰囲気がある」。

<調査結果 詳細>
1:約8割が男性の育休取得に「賛成」と回答。妥当だと思う期間は「1ヵ月~3ヵ月未満」が最多で男女差あり。
「男性が育休を取得することについて賛成ですか、反対ですか? 」と伺うと、79%が「賛成」と回答しました。年代別では30代が、男女別では男性のほうが「賛成」の割合が若干多い結果となりましたが、年代別、男女別ともに大きな差は見られませんでした。

続いて「男性が育休を取得する際、妥当な期間はどのくらいだと思いますか?」と伺うと、「1ヵ月~3ヵ月未満」が26%で最多に。男女別で見ると、最多は「1ヵ月~3ヵ月」が26%で共通でしたが、2番目に多い回答は男女間で異なる結果に。男性は「3ヵ月~6ヵ月」(20%)、女性は「1年以上」(20%)と、妥当だと思う育休取得期間に男女差が見られました。

2:9割の男性が「育休を取得したい」と回答。
男性に「もしこれからお子さんが生まれるとしたら、育休を取得したいと思いますか? 」と伺うと、89%が「取得したい」(積極的に取得したい:47%、できれば取得したい:42%)と回答しました。2019年の同調査と比較すると「積極的に取得したい」の回答単体では6%増加と、微増の結果となりました。

3:育休取得経験がある男性は1割未満。期間は「1日~5日未満」が最多。
男性で、かつお子さんをお持ちの方に「これまでに育休を取得したことはありますか?」と伺うと、「ある」と回答した方は8%に留まりました。続いて、「ある」と回答した方に育休を取得した期間を伺うと、「1日~5日未満」が43%で最多でした。取得経験、取得期間ともに、2019年の結果と比較し、大きな変化は見られませんでした。

4:男性の育休取得率が低い理由、トップは「育休を取得しづらい雰囲気がある」。
男性育休の取得率が低い理由を伺うと、トップは「育休を取得しづらい雰囲気がある」(61%)でした。次いで「職場が人手不足」(54%)、「収入を減らしたくない」(52%)が続きます。最も男女差があった回答は「育児は女性の役割という考え方が根強い」で27ポイントの差が開きました(男性:34%、女性:61%)。
 

【調査概要】
■調査方法 :インターネットによるアンケート
■調査対象 :『ミドルの転職』を利用する35歳以上のユーザー
■有効回答数: 2,066名
■調査期間 : 2023年3月9日 ~ 5月8日

 

◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。

(エン・ジャパン株式会社/ 6月5日発表・同社プレスリリースより転載)

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