日産自動車、本社内に託児所を開設。
仕事と育児の両立支援を強化し、女性管理職比率10%を目指す
[2013.01.31]
日産自動車株式会社(神奈川・横浜市)が本社内に事業所内託児所施設を開設したと発表した。仕事と育児を両立しやすい環境を整備し、出産後の女性社員の復職を支援することが狙い。
同社では、2016年までの中期経営計画の中で女性管理職比率を10%(現状6.7%)にする目標を掲げており、女性が働きやすい環境の整備に注力している。2004年には新卒の女性採用比率を事務系50%、技術系15%にするガイドラインを設けているが、設定時に採用した女性従業員が結婚・出産の適齢期を迎えたことで、仕事と育児の両立支援を強化する必要があった。(日本経済新聞)
託児所の開設が女性社員の働き方に、どのような影響を与えるのか、また、同社が目指す女性管理比率向上につなげていくことができるのか、今後の展開が注目される。
『日本の人事部』編集部
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